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【労働災害防止】切削油の安全な取り扱い方|作業者(従業員)の健康を守るための対策と注意点

切削油の安全な取り扱い方
サイト管理者

機械加工の現場に不可欠な切削油。加工精度や工具寿命の向上に貢献する一方で、その取り扱い方を誤ると、作業者(従業員)の健康に様々な悪影響を及ぼす可能性があります。「少し手につくくらい大丈夫」「ミストを吸っているけど、特に体調は悪くないから…」そんな油断が、後々深刻な健康被害や労働災害に繋がるケースも少なくありません。

作業者(従業員)一人ひとりが安全で健康に働き続けるためには、切削油の潜在的なリスクを正しく理解し、適切な対策を講じることが極めて重要です。この記事では、切削油が人体に与える影響から、具体的な安全対策(保護具の着用、漏洩・飛散防止)、緊急時の応急処置、そして作業環境の整備まで、作業者(従業員)の健康を守るためのポイントを網羅的に解説します。事業者と作業者(従業員)が一体となって安全管理に取り組むための一助となれば幸いです。

1. 切削油が人体に与える影響とリスク

切削油が人体に与える影響とリスク
切削油が人体に与える影響とリスク

切削油は、その種類(不水溶性、水溶性)や成分によって様々な化学物質を含んでおり、接触や吸入によって人体に以下のような影響を与える可能性があります。

皮膚への影響

最も一般的な健康問題の一つが皮膚への影響です。

  • 原因
    • 脱脂作用
      切削油に含まれる油分や界面活性剤が、皮膚の表面を保護している皮脂を取り除き、乾燥やバリア機能の低下を引き起こします。
    • 刺激性
      油剤に含まれる添加剤(極圧剤、防錆剤、殺菌剤など)や、アルカリ性の高いpH(水溶性の場合)が皮膚を刺激します。
    • 物理的刺激
      油剤中に混入した金属の微粒子(切りくず、砥粒など)が皮膚を傷つけます。
    • 汚れ・細菌汚染
      長時間皮膚に付着した汚れや、劣化した油剤中で繁殖した細菌が炎症を引き起こします。
  • 具体的な症状
    • 手荒れ、乾燥、ひび割れ
      最も初期に見られる症状。
    • 主婦湿疹(進行性指掌角皮症)
      指先や手のひらが硬くなり、ひび割れや痛みを伴う。
    • 刺激性接触皮膚炎
      赤み、かゆみ、腫れ、水ぶくれなどを生じる、いわゆる「かぶれ」。
    • アレルギー性接触皮膚炎
      特定の成分に対してアレルギー反応を起こし、強いかゆみや湿疹が現れる。一度感作されると、微量でも反応することがあります。
    • 油性ざ瘡(オイルアクネ)
      毛穴が詰まり、ニキビのような発疹ができる。特に油で汚れやすい部位(腕、太ももなど)に見られます。
    • 色素沈着
      慢性的な刺激により、皮膚が黒ずむことがあります。

呼吸器への影響

加工中に発生するオイルミスト(切削油が微細な粒子となって空気中に浮遊するもの)を吸入することによるリスクです。

  • 原因
    高速加工、高圧クーラントの使用、油剤の加熱などにより、不水溶性・水溶性を問わずオイルミストが発生します。
  • 具体的な症状
    • 短期的な影響
      咳、痰、のどの痛み、鼻詰まり、息切れ、気管支の刺激。
    • 長期的な影響
      慢性気管支炎、喘息様症状、過敏性肺炎(特定の油剤成分やカビに対するアレルギー反応)、肺線維症など、重篤な呼吸器疾患に繋がるリスクが指摘されています。特に長期間、高濃度のミストに曝露される場合は注意が必要です。

眼への影響

切削油の飛沫やミストが眼に入ることで発生します。

  • 症状
    眼の刺激感、痛み、充血、流涙、異物感、かすみ。重度の場合、結膜炎や角膜炎を引き起こすことがあります。

その他の影響

  • 誤飲
    誤って飲み込んだ場合、下痢、嘔吐、腹痛などの消化器症状を引き起こす可能性があります。
  • 長期的な健康リスク
    過去には、一部の切削油成分(例:亜硝酸ナトリウムと特定のアミンから生成されるニトロソアミン)に発がん性が疑われていましたが、現在ではこれらの使用は厳しく規制されています。しかし、長期的な曝露による慢性疾患のリスクは依然として存在するため、油断は禁物です。使用する製品の安全性については、必ずSDS(安全データシート)を確認することが重要です。サンワケミカル株式会社では、製品ごとにSDSをご用意し、安全情報を提供しています。

個人差について

これらの健康影響は、曝露される量や時間だけでなく、個人の体質(アレルギーの有無、皮膚の感受性など)や、その日の体調によっても現れ方が異なります。他の人が大丈夫だからといって、自分も大丈夫とは限りません。少しでも異常を感じたら、軽視せずに対応することが大切です。

2. 作業時の保護具の着用と正しい使い方

作業時の保護具の着用と正しい使い方
作業時の保護具の着用と正しい使い方

切削油による健康リスクを低減するための最も基本的かつ効果的な対策は、適切な保護具を正しく着用することです。

着用すべき保護具の種類と効果

作業内容や曝露のリスクに応じて、以下の保護具を選定し、着用しましょう。

  • 眼の保護:保護メガネ、保護ゴーグル、フェイスシールド
    • 効果
      切削油の飛沫、切りくず、ミストなどから眼を保護します。
    • 選定
      正面からの飛沫だけでなく、側面や下方からの侵入も防げるゴーグル型や、顔全体を保護できるフェイスシールドがより安全です。作業内容に合わせて選びましょう。傷や汚れのない、視界がクリアなものを使用します。
  • 手の保護:保護手袋
    • 効果
      切削油の皮膚への直接接触を防ぎ、脱脂作用や刺激から手を守ります。
    • 選定
      耐油性・耐薬品性のある素材(例:ニトリルゴム製)を選びます。布製の手袋は油が染み込むため不適切です。自分の手のサイズに合ったものを選び、破れやピンホールがないか使用前に確認します。
  • 身体の保護:保護衣、作業着、前掛け(エプロン)
    • 効果
      長袖・長ズボンの作業着で皮膚の露出を最小限にし、油の付着を防ぎます。
    • 選定
      油が染み込みにくく、洗濯しやすい素材の作業着を選びます。汚れやすい作業では、耐油性の前掛け(エプロン)を併用すると効果的です。
  • 呼吸器の保護:保護マスク(防じんマスク、防毒マスク)
    • 効果
      空気中のオイルミストを吸入するのを防ぎます。
    • 選定
      オイルミストに対して有効な国家検定合格品の防じんマスク(例:使い捨て式ならDS2区分以上、取替え式ならフィルターRL2区分以上)を選定します。油臭が気になる場合は、活性炭フィルター付きのものが有効です。ミスト濃度が高い場合や、特定の有害ガスが発生する可能性がある場合は、防毒マスクが必要になることもあります。専門家(作業環境測定士など)に相談して適切なものを選びましょう。

保護具の正しい使い方と管理

保護具は、ただ着用すれば良いというものではありません。

  • 正しい着用
    顔や手に隙間なく、しっかりとフィットさせて着用します。特にマスクは、鼻あてを調整し、顔に密着させることが重要です。
  • 清潔な管理
    使用後は、付着した汚れを適切に除去し、清潔な場所に保管します。保護メガネやゴーグルは、傷がつかないように注意します。
  • 定期的な点検と交換
    • 手袋
      破れ、硬化、油の染み込みなどが見られたら、速やかに交換します。
    • マスク
      フィルターには寿命があります。取扱説明書に従い、定期的に交換します(息苦しさを感じたら交換のサイン)。使い捨てマスクは再利用しません。
    • 保護メガネ等
      傷が多く視界が悪くなったり、フレームが破損したりしたら交換します。
  • 個人専用が原則
    衛生面から、保護具(特にマスクや手袋)は個人ごとに専用のものを用意し、使い回しは避けるべきです。

着用の徹底と啓発

「面倒くさい」「自分は大丈夫」といった理由で保護具の着用を怠ることが、健康被害の第一歩となります。事業者(会社)は、保護具の必要性を教育し、着用ルールを明確にし、適切な保護具を支給する義務があります。管理職は、作業者(従業員)がルールを守っているか定期的に確認し、声かけを行うことも重要です。作業者(従業員)自身も、保護具は「自分自身の健康を守るためのもの」という意識を持ち、正しく着用する習慣をつけましょう。

3. 切削油の漏洩(漏れ)・オイルミスト対策

漏洩(漏れ)とオイルミスト対策
漏洩(漏れ)とオイルミスト対策

作業者(従業員)への曝露を減らすためには、切削油が作業環境中に漏れたり、飛散したりするのを抑制する対策も重要です。

飛散(オイルミスト)防止対策

オイルミストの発生を抑制し、拡散を防ぐための対策です。

  • 発生源対策
    • 機械カバーの設置・改善
      工作機械の加工エリアやクーラントタンクの開口部を適切に覆うことで、ミストの飛散を物理的に抑制します。既存のカバーに隙間があれば、改善を検討します。
    • 適切なノズル調整
      クーラントの供給圧力、流量、ノズルの向きや形状を最適化し、必要最小限の供給に留め、飛散を抑えます。
    • 低ミストタイプの切削油の選定
      オイルミストの発生を抑制するように設計された切削油を使用することも有効な対策です。サンワケミカル株式会社では、作業環境改善に貢献する低ミストタイプの製品開発にも力を入れています。ご相談ください。
  • 付着防止
    機械内部や治具に液だまりができにくい構造にする、飛散を助長するような突起物を減らすなどの工夫も考えられます。

漏洩防止と発生時の対応

クーラントの漏洩は、油剤のロスだけでなく、床面汚染による転倒リスクや環境汚染にも繋がります。

  • 漏洩予防
    1. 定期的な機械点検
      配管の接続部(継手、ホースバンドなど)の緩みや劣化、ポンプやバルブのシール部分からの漏れ、クーラントタンク本体の亀裂や腐食などを定期的に点検し、異常があれば早期に修理・交換します。
    2. 適切な部品選定
      耐油性のあるパッキンやホースを使用します。
  • 漏洩発生時の対応手順
    1. 安全確保と機械停止
      まず自身の安全を確保し、必要であれば機械を停止させます。
    2. 漏洩箇所の特定
      どこから漏れているのかを確認します。
    3. 拡散防止
      漏洩が広がらないように、速やかに吸収材(油吸着マット、ウエス、おがくず、専用の吸収剤など)で周囲を囲い、漏れた油を吸着させます。
    4. 回収
      安全に注意しながら、漏れた油剤を回収します(少量であれば吸収材に吸わせる)。
    5. 応急処置・修理
      可能であれば漏洩箇所の応急処置(増し締めなど)を行い、恒久的な修理を手配します。
    6. 清掃
      漏洩箇所とその周辺をきれいに清掃します。
    7. 報告
      発生状況と対応内容を、定められた手順で報告します。
  • 吸収材の適切な処理
    油を吸着した吸収材は、産業廃棄物として法令(廃棄物処理法など)に従って適切に分別し、許可を持つ業者に処理を委託する必要があります。

漏洩や飛散は、日常の点検とメンテナンスによって、その多くを未然に防ぐことが可能です。

4. 緊急時の対応と応急処置

緊急時の対応と応急処置
緊急時の対応と応急処置

どれだけ注意していても、誤って切削油が身体に付着したり、目に入ったりする可能性はゼロではありません。万が一の事態に備え、正しい応急処置の方法を知っておくことが重要です。

状況別の応急処置方法

  • 皮膚に付着した場合
    1. 直ちに作業を中断し、付着した部分を大量の清浄な流水と石鹸で十分に洗い流します。擦りすぎると皮膚を傷つける可能性があるので注意してください。
    2. 油が染み込んだ衣服は、速やかに脱ぎ、清潔な衣服に着替えます。
    3. 洗浄後、皮膚に赤み、かゆみ、痛み、発疹などの異常が続く場合は、医師の診察を受けてください。
  • 目に入った場合
    1. 絶対にこすらず、直ちに大量の清浄な流水で、まぶたの裏までよく洗えるように、まぶたを開けたまま最低15分間以上洗い流し続けます。
    2. 洗眼器が設置されていれば、それを使用します。
    3. コンタクトレンズを装着している場合は、洗浄可能な状態であれば速やかに外し、洗浄を続けます。
    4. 洗浄後、痛み、充血、異物感、視力異常などが少しでも残る場合は、必ず速やかに医師(眼科医)の診察を受けてください。
  • 吸入した場合(オイルミストなど)
    1. 直ちにその場を離れ、新鮮な空気の場所に移動し、衣服を緩めて楽な姿勢で安静にします。
    2. 咳、痰、息苦しさ、気分の悪さなどが続く場合は、医師の診察を受けてください。
  • 誤って飲み込んだ場合
    1. 無理に吐かせようとしないでください。吐物が気管に入ると、肺炎などを引き起こす危険があります。
    2. 意識があることを確認し、可能であれば水で口をよくすすがせます。
    3. 直ちに医師の診察を受けてください。 その際、飲み込んだ切削油の製品名が分かるもの(容器やSDSなど)を持参すると、診断と治療に役立ちます。

緊急連絡体制と受診の判断

  • 緊急連絡先の明示
    事故発生時に誰に連絡すべきか(直属の上司、安全衛生担当者、救急車:119番など)、連絡先リストを事業場内の見やすい場所に掲示しておきましょう。
  • 医療機関受診の判断
    上記の応急処置を行っても症状が改善しない場合や、症状が重い場合、大量に曝露した場合、意識がない場合などは、ためらわずに医療機関を受診してください。判断に迷う場合も、受診するか、専門機関(例:中毒情報センターなど)に相談しましょう。

安全衛生教育と訓練の重要性

  • SDS(安全データシート)の周知
    事業者は、使用している化学物質(切削油を含む)のSDSを入手し、作業者(従業員)がいつでも内容を確認できるように保管・掲示するとともに、その内容(危険有害性、応急処置、保管方法など)について作業者(従業員)に教育する義務があります。サンワケミカル株式会社では、全ての製品についてSDSを提供しています。
  • 定期的な教育
    安全衛生に関する教育を定期的に実施し、応急処置の方法や緊急時の連絡手順などを繰り返し確認することが重要です。
  • 実地訓練
    可能であれば、洗眼器の使い方や、応急手当の方法などについて、実地訓練を取り入れると、いざという時に落ち着いて行動できるようになります。

「もしも」の時に備えておくことが、被害を最小限に食い止める鍵となります。

5. 作業環境の整備と換気の重要性

作業環境の整備と換気の重要性
作業環境の整備と換気の重要性

作業者(従業員)個人の対策だけでなく、作業環境そのものを安全で健康的な状態に維持することも、事業者(会社)の重要な責務です。特にオイルミスト対策としての「換気」と、基本的な「作業場の清浄化」がポイントとなります。

換気の重要性と適切な方法

オイルミストは目に見えにくく、知らず知らずのうちに吸入してしまう可能性があります。作業場内のミスト濃度を、法令で定められた許容濃度以下に管理するためには、適切な換気設備の導入と維持管理が不可欠です。

  • 換気設備の重要性
    • 局所排気装置
      ミストの発生源(加工点など)のできるだけ近くに吸引フードを設置し、ミストが拡散する前に捕捉して屋外へ排出する装置。最も効果的な換気方法です。フードの形状や設置位置、十分な排気風量が重要です。
    • 全体換気装置
      工場全体の空気を入れ替えるための装置(換気扇、送風機など)。局所排気装置を補完する役割や、ミスト発生源が特定しにくい場合に用いられます。給気とのバランスも考慮する必要があります。
  • 適切な換気方法と維持管理
    • 換気装置は設置するだけでなく、正しく稼働させ、定期的に保守点検を行うことが重要です。
    • フードやダクト内に油や粉じんが堆積すると、排気能力が低下したり、火災の原因になったりするため、定期的な清掃が必要です。
    • フィルター付きの装置の場合は、フィルターの目詰まりをチェックし、清掃または交換を行います。
    • 作業環境測定などを実施し、換気装置の効果を確認し、必要に応じて改善を図ります。

作業場の清掃、整理整頓(5S)の徹底

一見、切削油の安全とは直接関係ないように思えるかもしれませんが、作業場の清浄化は安全衛生の基本です。

  • 清掃
    床面にこぼれた切削油や、堆積した切りくずは、滑りによる転倒事故の原因となります。また、不衛生な環境はバクテリアの繁殖を助長し、油剤の腐敗や皮膚トラブルにも繋がります。定期的な清掃計画を立て、実施しましょう。
  • 整理整頓
    通路や作業スペースに物が乱雑に置かれていると、転倒やつまずきの原因になるだけでなく、漏洩などの異常を発見しにくくなります。不要なものを処分し、必要なものを分かりやすく配置することで、安全で効率的な作業環境が実現します。
  • 適切な廃棄物管理
    油が付着したウエス、吸収材、使用済みフィルター、廃液などは、法令に従って適切に分別・保管し、専門業者に処理を委託します。不適切な処理は環境汚染に繋がります。

健康管理体制の整備

作業者(従業員)の健康を守るためには、健康状態を把握し、相談できる体制を整えることも大切です。

  • 健康診断の実施
    労働安全衛生法に基づき、定期健康診断に加え、取り扱う化学物質に応じた特殊健康診断(例:鉱物油、特定の有機溶剤など)を実施し、健康への影響を早期に発見します。
  • 健康相談体制
    産業医や保健師、安全衛生担当者などが、作業者(従業員)の健康に関する相談に応じられる体制を整えます。体調に不安を感じた時に、気軽に相談できる窓口があることが重要です。
  • 作業分担のローテーション
    特定の作業者(従業員)だけが、ミスト濃度が高い場所など、リスクの高い作業に長時間従事することがないように、作業内容のローテーションを検討することも有効な場合があります。
  • より安全な切削油への変更検討
    作業環境改善の一環として、皮膚刺激性やミスト発生がより少ないタイプの切削油への変更を検討することも有効な手段です。サンワケミカル株式会社では、安全性に配慮した製品開発も進めており、お客様の状況に合わせたご提案が可能です。

まとめ

本記事では、切削油を安全に取り扱うために、作業者(従業員)が注意すべき点(健康リスクの理解、保護具の着用、緊急時対応)と、事業者(会社)が講じるべき対策(漏洩・飛散防止、作業環境整備、健康管理体制)について、幅広く解説しました。

切削油による労働災害や健康被害は、決して他人事ではありません。作業者(従業員)一人ひとりが「自分の身は自分で守る」という安全意識を持つこと、そして事業者が作業者(従業員)の安全と健康を最優先に考え、適切な設備投資や教育、管理体制を構築すること、この両輪が揃って初めて、安全で快適な作業環境が実現します。

本記事で紹介した内容を参考に、今一度、自社の切削油の取り扱い方法や安全管理体制を見直し、改善に取り組んでいただくことを願っています。安全管理の徹底は、作業者(従業員)の健康を守るだけでなく、企業の信頼性向上や持続的な発展にも繋がる重要な投資です。


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副社長
金属加工油剤の営業一筋21年。常に「お客様の立場」を第一に考え、課題解決に誠実に取り組むことで、多くの企業様と長い信頼関係を築いてまいりました。「信頼の輪が大きな幸せを生む」という経営理念のもと、今後もお取引先様の発展と働く方々のお役に立てるよう努めてまいります。 趣味はサッカー。プレミアリーグを現地で観戦したい。
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