【切削油剤選定の重要ポイント7選】

１．切削油剤の種類、選定

水溶性は初期費用を抑えられるが、毎日の濃度管理が必須。

総合的なコスト比較から油性切削油が適している場合もある。

２．加工方法の考慮

特に深穴加工では専用油剤の使用が重要。

汎用油剤との工具寿命は約3倍の差が出ることも。

３．工場環境（温度）への対応

冬季は油剤の粘度変化による性能低下に注意。

低温用グレードの選定で工具破損を防止できる。

４．被削材への適合性

ステンレスとアルミニウムでは最適な切削油剤が異なる。

材質別に適切な油剤を選定する。

５．作業環境への配慮

オイルミストや油煙が多い環境では清浄性が高く

ミストを抑えられる切削油剤を。

ミスト対策で作業環境を改善できる。

６．ランニングコストの考慮

廃液処理等の維持管理費用も含めて検討が必要。

長寿命油剤の採用で総合的なコスト削減が可能。

７．サポート体制の確認

技術相談や緊急時の対応が充実したメーカーを選定する。

生産性向上のための重要な要素となる。

まとめ

初期導入費用だけでなく、

維持管理のしやすさを重視したメーカー選定が、

生産性を大きく左右する。

※弊社公式Xでもお役立ち情報を公開してます。

https://x.com/sanwachemical/status/1866684285702520903